クラインガルテン:ドイツ発祥の農地の賃借制度

クラインガルテンは、200年の歴史をもつドイツ発祥の農地の賃借制度です。
ドイツ語で「小さな庭」の意味をもち、「市民農園」とも言われています。

まだ、あまり知られていない言葉ですが
その原点は シュレーバー医学博士が子供たちが健康で安全に遊べる場所『小さな庭』 作りから生活のためにという志と同時に安全な食物のための家庭農園を家族の絆の原点としています。
背景はドイツの産業革命の中で農民たちの中層アパートでの半強制的な工場労働者への暮らしなどで 治安は悪化し社会は疲弊があり
それに辟易した人たちが自然ふれあい運動、 市民農園運動を展開していきました。

クラインガルテン協会発足の地北部の街カペルン

なお、ドイツで最初のクラインガルテン協会は1814年、北部の街カペルンに作られました。
因みにカペルンはこんな素敵なところです。


ドイツの方はかなり自然派が多いですね。

日本では、都会で暮らす人々のための週末農園としてだけでなく、都市部での緑地保全や子ども達への豊かな自然教広大な土地を区切り、25年程度あるいは無期限に会員に貸し出します。

1区画の面積は大小さまざまですが平均約300平方メートルもあり、野菜や果樹やガーデニングを楽しむことができます100〜200の区画があつまってひとつのクラインガルテン地域を形成し、子供の広場や緑地広場が必ず中央クラインガルテンの利用者は、個人が借りている区画だけでなく、園内の道や共有地などクラインガルテン地個々の区画にはラウベとよばれる小屋が建ち、簡単なキッチンと休憩できるリビングが完備されています。

クラインガルテンとリゾート地との違い

最初は、クラインガルテンは緑地であり、リゾート施設ではないと考えられているため、原則として宿泊は禁じ都市内の緑地であることから環境に配慮し、農薬や肥料の使用が制限されるなど
よく言われていましたが最近は、統合型リゾート(カジノを中心とした複合施設)、クラインガルテン(菜園付き宿泊施設)
と紹介されており、滞在型のレンタル市民農園「クラインガルテン」などの認識のようです。

日本でも古くから「市民農園」が開設されていますが、運営・管理を開設者がおこない、期間はだいたい5年徴があります。
中には日帰りの農業体験ツアーなど施設もあり、利用者のニーズに合った対応がされています。

クラインガルテンの日本の歴史


日本では平成2年の市民農園整備促進法等により平成3年(1991)くらいから日本初期の倉渕村クラインガルテンや平成4年フロイデン八千代、
平成6年坊主山クラインガルテンが農水省主導ででき、
以来、 全国の自治体で主に宿泊施設付きの滞在型市民農園と定義され、
温泉施設やスポーツ施設を併設されるところも多く、自然ふれあい運動の拠点になっています。

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