田舎暮し:日本家屋とは

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日本家屋ではどの様な点を重視して家造りがなされてきたのでしょうか。
日本家屋の建築現場に居合わせると、まず驚くのは柱の継ぎ手です。

とてつもなく手が込んでいます。一寸たりともくるわない大工仕事には本当に惚れ惚れします。
現代の家造りでは、地震対策が強化されていますが、日本家屋では雨風、とりわけ台風対策が施されてき台風に飛ばされない重い屋根、それを支える頑丈な柱が必要となります。
屋根の重量に負けない柱の組み合わせが家自体の強度につながるのです。

日本の風土にあった進化をしている日本家屋

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また、日本家屋は気候に対しての様々な工夫が施されているのも特徴の一つです。
日本家屋では地面から30センチ程高いところに床が造られています。

なぜでしょうか。それは湿気対策なんです。

高温多湿の日本の風土に合った工夫が施されているのですね。
また、日本家屋に壁が少なく、襖で仕切りをするのにも理由があります。

それは風通しをよくする為のもので、全ての部屋の襖を開けて家中に風を通すことができるのです。
また、暑さが厳しい地方の日本家屋の特徴は、床が高くなっていたり、西日が入らない工夫がされています雪の多い地域では、雪が積もってしまうと雨戸が閉まった暗い部屋で日中を過ごさねばなりません。
そこで、板戸の上の部分を障子にすればそこから光が家の中に入ります。

こうした各地の風土に合わせて様々な工夫が施されているのです。
日本家屋の成り立ちには日本の気候が大きく影響しているのですね。

田舎暮し:日本家屋の作り


日本家屋と改めて聞くと、何のことがピンときません。
それぐらい耳にする機会が少なくなっている言葉です。

簡潔に説明すると、日本家屋とは日本人が昔から住んできた家のことです。
要するに、高層マンションや鉄筋で建てられた住まいではないタイプの家です。

日本家屋は木と紙で造られているのが基本の形です。

部屋の高さは地面より30センチ程高くなっていて、そこにまず板を張って床が出来ます。
そして、板張りの床の上に畳を敷きます。

部屋と部屋の仕切りには、襖(ふすま)や障子(しょうじ)が使われます。
畳・襖・障子、現代の家の中には、存在しないものもあるのではないでしょうか。

日本人の生活スタイルが欧米化してきていて、日本人の住居のスタイルも変化してきています。

まだ日本家屋のイメージがピンと来ない方は、サザエさんのお家を思い出してください。
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畳の部屋があり、各部屋は襖で仕切られていますね。

ネコのタマがひなたぼっこをしている縁側は、地面より30センチ程高いところにありますよね。
日本家屋では、襖や障子で仕切りはありますが、その仕切りはいたって簡単なものです。

完全に遮断してしまうドアーでは個人の空間は確保できますが、どことなく寂しいですよね。

部屋が閉められていて子供が何をしているのか分からないとおっしゃる親御さんもいらっしゃいます。
日本家屋の様に、簡単な仕切りは家族が部屋を行き来しやすくなっています。

家族のコミュニケーションを考えると、日本家屋は最高の住居スタイルではないでしょうか。

日本家屋と高気密住宅との違い


日本家屋の木造に限って話をすれば、使っている材料によってその寿命は変わります。
様々な集成材などの構造材がありますから、それら材料の寿命がその家の寿命と見ることができると思います。
よく言われる最近はやりの高気密住宅との違いですが
日本の高温多湿の風土の影響で新築なのに床下がカビだらけ、新築して数カ月で壁や天井からカビや染みがなんて困っている方でてます。

高気密住宅の作り方は墨俣城ではないですが、パッケージ化したものを工期の短さを優先し
雨による水濡れを完全に乾燥される前に次々と施工した為に高気密高断熱が仇となり家の寿命はより短くなる可能性があります。

日本の風土で進化してきた日本家屋は基本的にはしっかりとメンテナンスをしていけば100年でも持つのもざらです。

よく聞くのがコンパネの家 2x4(建売)良く持って20年~30年(接着剤の効果期間)
無垢の材料で 宮大工や棟梁が刻んだ家 100年以上と言われており
とちゃんとした日本家屋のすごさがわかりますよね。

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