古民家で田舎暮らしをする際の注意点


日本の伝統的で魅力的な建築様式に惹かれ、古民家でのんびり田舎暮らしすることを検討している人もいるのではないのでしょうか。
古民家は一般的に昭和初期までに建てられた住宅を指すようですが、明治時代に建てられたものから戦前に建てられたものまで幅広く存在し、その様式もさまざまです。
しっかりと調べておかないと、購入後に家が傾いていることに気付くなんてことにもなりかねません。

では、古民家にはどんな注意点があるのでしょうか。

あとからの修理費用に注意!

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古民家を購入する際に一番多い問題が、購入後の補強や修理です。

いくら骨組みがしっかりしているとはいえ、数十年前に建てられた古い木造家屋です。
古民家での田舎暮らしを夢見て、ある程度の補修費用は想定していたとしても、販売価格が安いからと、勢いで購入してしまうと、余計に修理費用がかかったりすることがあるようです。

たとえば、進行してしまったシロアリの問題、購入前にきちんと駆除、修理されているか確認しておかないと、あとから数十万、数百万の費用が必要になる場合があります。

それ以外にも、雨漏りや腐食がないか、家屋自体の傾きや歪みがないかなどの確認も必要です。

また、地震に備えて、現在の耐震基準を満たしていない家屋も多いので、購入後の耐震性補強費用も想定しておいた方がよさそうです。

断熱性には期待しない

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古民家での田舎暮らしには、ある程度の寒さ対策が必要です。

古民家は、深い庇、高い天井等など天然素材を使った日本伝統の建築のため、風通しが非常に良く、夏は涼しく快適に過ごせます。

しかし逆に、冬の寒さには覚悟が必要です。現代家屋のように、断熱性、気密性、保温性などを兼ね備えた住宅ではないということです。

もちろん、リフォームで、床下に断熱材を入れ、合板を張り、気密性を高めて住みやすい環境にすることはできるでしょう。

しかし、本来の古民家の立派な特徴をそのまま残すというのも選択肢の一つです。

古民家に合った暖房器具で冬の田舎暮らしを楽しむのもいいと思います。

立地条件がいいとは限らない

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古民家は、人口の少ない田舎に建っていることが多いため、自分が住みたい場所に古民家があるとは限りません。

また、古民家で田舎暮らしをしようと思っている方は、田舎暮らしへのある程度の理解と覚悟も必要です。

田舎暮らしでは、庭や畑付きの大きな屋敷で静かに暮らせるのが魅力ですが、都会のように、交通の便はよくありません。

バスや電車などの公共機関だけで生活するのは難しいので、自家用車は必須となります。

今までのように身の回りにお店や施設がたくさんあり、欲しいものがすぐに手に入るという暮らしからは程遠いかもしれません。

古民家物件を探すときには、立地条件などの下調べも入念に行い、納得した上で購入の決断をしましょう。

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